チャート左上にコメントを表示するComment()関数(MQL4)

Comment()関数

これはデジャブです(笑)=>関数Print()
Comment関数が使われた最後のコードの出力をMT4のチャート左上にコメントとして表示します。
文字列の上限は2045文字まで。

書式

void  Comment(
	argument1,     // 最初の値
	argument2,     // 次の値
	argument64	   //64個まで。
);

戻り値(返り値)

変数の中身や引数に入れた数字や文字をMT4のチャートの左上にコメントとして出力されます。

サンプル&実行結果

//文字列と数字をカンマ区切りで出力すると
Comment("文字列です。",12334); <class="commentout_mql4">//数字にはダブルクォーテーションはいりません。【実行結果:12334】
実行結果:12334

//計算もできちゃう【実行結果:15】
Comment("1+2+3*4=",1+2+3*4);
実行結果:15

//何もキャストしていない場合は整数のみ【実行結果:3】
Comment("10/3=",10/3);
実行結果:3

//少数点16桁までしか表示できないdouble型【実行結果:3.3333333333333333】
Comment("10/3=",(double)10/3);
実行結果:3.3333333333333333

//少数点以下5桁までしか表示できないfloat型【実行結果:3.33333】
Comment("10/3=",(float)10/3);
実行結果:3.33333

//bool型も出力できる 【実行結果:true,false】
Comment(true,",",false); //bool型もダブルクォーテーションはいらない
実行結果:true,false

Comment(TimeCurrent()); //時刻を表示することもできる。【実行結果:2019.12.11 00:22:09】
実行結果:2019.12.11 00:22:09

int array[2];

array[0]=1;
array[1]=2;
Comment(array); //配列をプリントしようとするとコンパイル時にエラーがでます。【実行結果:'array'invalid array access】
実行結果:'array'invalid array access

Comment(array[1],array[0]);//配列の要素をプリントすればOKです。【実行結果:21】
実行結果:21

Comment("コメントです。\n改行しました");//\n(バックスペースと小文字のエヌ)を使うと改行も出来ちゃうよ。

/*
【実行結果:
コメントです。
改行しました
】
*/

実行結果: コメントです。 改行しました

Print()との比較はこちらから=>関数Print()
※ちなみにPrint()とComment()は表示する場所が違うだけでほぼ変わりありません。
このページで出力しているものはPrint()のデジャブです(笑)

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