ブレイクイーブンのメリットデメリットについて

ブレイクイーブン(BreakEven)とは何か?

まずブレイクイーブンとは保有中のポジションが利益が出ていて且つ何pips以上の利益が出ているときに損切り価格を約定価格(ポジション購入価格)にすることを言います。
例えば、USDUPYの買いポジションの場合、108.00でポジションを約定したとしますね。
でブレークイーブン執行価格が108.25にしたとすると、108.25を超えたときにブレークイーブンが執行されます。
つまり108.25を超えた時点でOrderModify()関数により損切り価格が約定価格に変更されます。
仮に108.25以上にならなかった場合は何も起こらずに含み損が膨らんでいくのみです(笑)

ブレイクイーブンのメリット

ブレークイーブンのメリットとしては、ブレークイーブン執行価格以上になった場合、仮に価格が下がっても損失は0です、約定価格で損切りするわけですからね。
例えばボラリティが高いGBPJPYなどは上下に激しく動くためリターンも大きいですが、リスクの方も大きくなってしまいますね。なのでこういった場合にブレークイーブンを使ってやると良いと思います。まぁリスク回避という意味ではブレークイーブンは最適解だと僕は思います。
ボラリティが低いものに関してはトレーリングストップのほうが適していますね。
ボラリティが低いので確実に利益を確定したいですからね。

トレーリングストップのメリットデメリットについて

ブレークイーブンのデメリット

ブレークイーブンのデメリットとしては、ブレークイーブン執行価格以上にならなかった場合は、ブレークイーブンが執行されないので、損失が膨らんでいきます。
対策としてはあらかじめ損切り価格を注文時に予約しておくとか、ある程度損失が膨らんだら、決済処理をする記述を書くなどしてリスクを抑える必要があります。

僕の考えとしてはブレークストップなるものを考えました。
トレーリングストップとは逆で損失がある一定以上になるとそのある一定を過ぎたさらにその下に損切り価格をおきます。
例えば先ほどのUSDJPYを例に取ると

USDJPY108.00で約定。
108.25以上でブレークイーブン執行
もしブレークイーブンが執行されなかったら。
107.5以下になったら損切り価格を107.00にするというものです。

どうせ価格なんて戻るので損切りする必要はないと思っているなら大間違いです。
USDJPYだからですかねそんなことが言えるのは、GBPJPYだったらもう地獄行き決定です(笑)

今回は以上となります。お読みいただきありがとうございました。

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